ペットフードメーカーの「日本ヒルズ・コルゲート」(東京都江東区)は25日、ネコの甲状腺機能亢進症(こうしんしょう)の要因の一つとされるヨウ素を低減したペットフード「プリスクリプション・ダイエット<猫用>y/d」を3月上旬から発売する。
ネコの甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの過剰産出によって引き起こされる内分泌疾患で、日本での有病率は6.5%(idexx調べ)というデータがある。7歳以上の高齢期のネコの発症率が高く、主な症状は体重減少や多食、多飲多尿、行動の変化で、ときには死に至ることもある。
同商品は甲状腺ホルモンの材料となるヨウ素を低減し、従来のペットフードは少ない場合でも1ppmとなっているヨウ素含有率を0.3ppm以下に抑えているのが特徴。さらに、高齢期のネコの衰えた腎臓に配慮し、リンやナトリウムも制限している。
同商品の発表会でマーケティング部の福山稔さんは「低ヨウ素で、しかもネコが喜ぶおいしさです。商品テストでは、3週間で甲状腺ホルモンが正常なレベルに下がったという結果も得られました」と話し、イワン・タム副社長は「ブレークスルーな商品となり、新しい市場を開拓できると確信しています」と自信を見せていた。
希望小売価格は1.8キロのドライタイプが4050円、156グラムの缶詰タイプが290円。(毎日新聞デジタル)







